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抗生物質:テリスロマイシンで副作用の恐れ

厚生労働省は2日、気管支炎や肺炎などに使う抗生物質「テリスロマイシン」(商品名ケテック)について、服用後に意識を失ったり、肝障害などの副作用が生じる恐れがあるとして、医療機関向けの添付文書に「警告」として載せるよう製薬会社に指示することを決めた。同日開かれた同省の安全対策調査会で報告、了承された。
(抗生物質:テリスロマイシンで副作用の恐れ)


テリスロマイシンは、アベンティス社が開発した世界で初めてのケトライド系経口抗菌薬です。ケトライド系という新しい系統の抗菌薬で、マクロライド系のエリスロマイシンに近い構造で、作用的にも似ています。

幅広い抗菌スペクトルを示し、急性の市中呼吸器感染症、耳鼻咽喉科領域感染症、及び歯科、口腔外科領域感染症に対し、高い臨床効果を有します。グラム陽性菌をはじめ、マイコプラズマやクラミジア、レジオネラなどにも有効ですまた、耐性化が問題となっているペニシリン、セフェムあるいはマクロライド耐性の肺炎球菌にも強い抗菌力を示し、耐性誘導能が低い薬剤であるといわれています。

適応となるのは、以下の通りです。
・咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染
・副鼻腔炎
・歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

副作用は少ない方であるとされていましたが、肝障害を起こすことがあるようです。また、下痢や軟便、吐き気などの胃腸症状があらわれることもあります。

今後は、こうした副作用に気をつけ、使用する必要があるようです。

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抗生物質ストレプトマイシンの生産菌のゲノムを解読

結核の特効薬として有名な抗生物質ストレプトマイシンを生み出す放線菌「ストレプトミセス・グリセウス」の全遺伝情報(ゲノム)を、東京大と北里大、国立感染症研究所の研究チームが解読し、このほど開かれた日本農芸化学会で発表した。

ストレプトマイシンは1944年、米国のワックスマン博士によって発見され、第2次大戦後の混乱期に多くの結核患者の命が救われた。

ストレプトミセス属でゲノムが解読されたのは3種目。DNAサイズは約855万塩基対で、遺伝子は7138個あった。これまで知られていない化合物を作る遺伝子が見つかり、新薬開発につながる可能性があるほか、さまざまな抗生物質を生み出すメカニズムの解明に役立つと期待される。 
(発見から60年余、ゲノム解読=ストレプトマイシンの生産菌−東大と北里大)


ストレプトマイシンは最初に発見されたアミノグリコシド類であり、結核の治療に用いられた最初の抗生物質だそうです。放線菌の一種Streptomyces griseus に由来します。

ストレプトマイシンはタンパク質合成を阻害することによりバクテリアの成長や代謝を停止させます。具体的には、バクテリアのリボソーム上の 23S rRNA に結合し、代謝を担うあらゆるタンパク質の合成、つまりリボソーム上でのポリペプチド鎖の合成の開始を阻害するそうです。ヒトは真核生物であり、原核生物であるバクテリアとは異なる構造のリボソームを持つため、選択的にバクテリアに効果を与えるとのこと。

ストレプトマイシンは経口で投与できず、筋肉注射を行わなければならないのも有名ですかね。

副作用としては、他のアミノグリコシド系抗生物質と同様に第芝梢牲弌⊃嫗,紡个垢詁農を持つので、副作用として難聴、腎障害等が現れます。かつては、ストレプトマイシンによる難聴は「ストマイ難聴」と呼ばれたそうです。

ゲノム解析が終了したようなので、これからは新薬開発への応用が期待されます。

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