『少しは、恩返しができたかな』が、放映されました。
駒場東邦高校・卓球部のエースが「ガン」に冒され、凄まじい闘病生活を送る。卓球部の仲間、担任の教師の支援の下、東大に合格。そして、東大入学3か月後に亡くなるまでの19歳の青春実話です(漫画化されてもいるようです→少しは、恩返しができたかな)。
ユーイング肉腫(腫瘍)に侵された彼が、ひたむきに受験に臨む姿に、感動をおぼえずにはいられません。
受験で苦しんだ自分がオーバーラップしましたが…自分はそんなに頑張ってなかったな、と改めて思ってみたりもして…当時、読んでたら感動も一入だったと思います。
さて、今回はユーイング肉腫についてです。
ユーイング肉腫とは、長管骨の骨幹部に好発する起源不明の未分化な骨腫瘍で、予後は不良である。10代に好発し、性差では男性に多い。
[補足]
おそらく、骨髄の結合組織由来と考えられる未分化な悪性の骨腫瘍で、骨小円形細胞肉腫の代表であるとされている。
1921年にEwingはこの腫瘍を血管内皮由来と考え、diffuse endotheliomaあるいはendothelial myelomaと呼んだ。その後Ewingの考えが一般によく知られるようになり、この腫瘍がEwing肉腫と呼ばれるようになった(血管結合組織由来という考えのほかに、骨内に原発した神経芽細胞腫の一種であるとの考えがある)。
多くの症例で発熱,貧血,白血球増多および赤沈の亢進がみられる。初発症状は疼痛と腫脹で、発熱、炎症症状など全身症状が強い。膝の周囲や上腕骨に多く発生し、骨盤などにも多いようである。
X線的には骨幹部に病変があり、CRP反応陽性など炎症症状を伴うため、骨髄炎との鑑別が必要となる。腸管骨の骨幹端部にかけて虫食い状、浸潤性の骨破壊像を示す。周辺の骨硬化像は伴わない。腫瘍の浸潤が皮質骨から骨膜下に及ぶと数層の骨膜性の反応性骨形成が生じ、それがX線上タマネギの皮onion skin状(外骨膜反応)を呈することが多い。
治療は、悪性度は高いが、化学療法・放射線に感受性が高く、手術と併用する。原則的には患肢を温存する広範囲切除術を行うが、不可能な場合は患肢離断術を行う。
<原作>
少しは、恩返しができたかな
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医学チックなお話
犬のある暮らし
駒場東邦高校・卓球部のエースが「ガン」に冒され、凄まじい闘病生活を送る。卓球部の仲間、担任の教師の支援の下、東大に合格。そして、東大入学3か月後に亡くなるまでの19歳の青春実話です(漫画化されてもいるようです→少しは、恩返しができたかな)。
ユーイング肉腫(腫瘍)に侵された彼が、ひたむきに受験に臨む姿に、感動をおぼえずにはいられません。
受験で苦しんだ自分がオーバーラップしましたが…自分はそんなに頑張ってなかったな、と改めて思ってみたりもして…当時、読んでたら感動も一入だったと思います。
さて、今回はユーイング肉腫についてです。
ユーイング肉腫とは、長管骨の骨幹部に好発する起源不明の未分化な骨腫瘍で、予後は不良である。10代に好発し、性差では男性に多い。
[補足]
おそらく、骨髄の結合組織由来と考えられる未分化な悪性の骨腫瘍で、骨小円形細胞肉腫の代表であるとされている。
1921年にEwingはこの腫瘍を血管内皮由来と考え、diffuse endotheliomaあるいはendothelial myelomaと呼んだ。その後Ewingの考えが一般によく知られるようになり、この腫瘍がEwing肉腫と呼ばれるようになった(血管結合組織由来という考えのほかに、骨内に原発した神経芽細胞腫の一種であるとの考えがある)。
多くの症例で発熱,貧血,白血球増多および赤沈の亢進がみられる。初発症状は疼痛と腫脹で、発熱、炎症症状など全身症状が強い。膝の周囲や上腕骨に多く発生し、骨盤などにも多いようである。
X線的には骨幹部に病変があり、CRP反応陽性など炎症症状を伴うため、骨髄炎との鑑別が必要となる。腸管骨の骨幹端部にかけて虫食い状、浸潤性の骨破壊像を示す。周辺の骨硬化像は伴わない。腫瘍の浸潤が皮質骨から骨膜下に及ぶと数層の骨膜性の反応性骨形成が生じ、それがX線上タマネギの皮onion skin状(外骨膜反応)を呈することが多い。
治療は、悪性度は高いが、化学療法・放射線に感受性が高く、手術と併用する。原則的には患肢を温存する広範囲切除術を行うが、不可能な場合は患肢離断術を行う。
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