暖冬の影響で、今年はスギ花粉の飛散が例年より早く始まり、既に42都府県で確認されたことが環境省まとめで分かったそうです。

そのせいで、花粉症商戦が早まっているそうです。風邪薬の伸び悩みで、ドラッグストアは風邪薬コーナーを例年より早く花粉症対策コーナーに転換した、とのこと。

花粉症の症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどを抑える鼻炎薬。
この鼻炎薬の代表である「抗ヒスタミン薬」は、薬の開発時期によって第一世代、第二世代という2つに大まかに分類できます。その大きな特徴としては、以下のように分けられます。

・第一世代
第一世代の抗ヒスタミン薬は即効性があるものの、眠気やノドの渇きなど副作用が強い。このため、車を運転する時や工事現場など危険が伴う場所で働く人は十分注意が必要。

・第二世代
第二世代の抗ヒスタミン薬は即効性こそ低いが、眠気などの副作用が大幅に軽減されています。

それぞれの特徴を参考に、自分の状況に合った薬を選択することが必要となります。

第一世代、第二世代の代表的なものは、
主な抗ヒスタミン薬(一般名)
【第1世代】
アリメマジン、クレマスチン、クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、プロメタジン
【第2世代】
オキサトミド、オロパタジン、エバスチン、エピナスチン、エメダスチン、ケトチフェン、セチリジン、フェキソフェナジン

…といったものがあります。
メモしていって、パッケージの裏を見て、第一世代と第二世代のどちらを使いたいか、調べて買うのも良いかもしれませんね。