中尾彬さん(64)が3月31日、緊急入院していたことが2日分かった。
 
関係者によると、レギュラー出演をしている大阪・毎日放送制作の生放送番組「知っとこ!」(TBS系、午前7時半)に出演するため、3月30日、大阪市内のホテルに宿泊。翌31日、毎日放送のスタジオへ向かう中尾を所属事務所関係者が迎えに行ったところ、熱っぽく体調を崩していたという。

中尾さんは救急車で病院へ向かい、肺炎と診断されて、一時、ICU(集中治療室)で処置を受けた。所属事務所では夕刊フジの取材に、「きょうあす(2日か3日)には、集中治療室から出られるのではないか。退院までは大事をとって1週間くらいかかる見通し」とコメントした。
(中尾彬、緊急入院…一時は集中治療室に)


俳優の江守徹さんとは旧知の仲であることも有名で、この二人のコンビでの出演も多い。その江守徹さんも2月末に脳梗塞で倒れ入院。その後、自宅療養で症状が回復し、今月中には現場復帰の見通しだという。

肺炎とは、肺の炎症性疾患の総称である。一般的には肺の急性感染症として理解されている。

罹患場所によって市中肺炎(普通の生活のなかで発症した肺炎)や院内肺炎(病院で治療中の患者、他の疾患を持つ患者に発症した肺炎)と分けたり、他にも感染した細菌やウィルスなどで分類したりします。

症状としては、発熱、咳、痰、呼吸困難、全身倦怠感、胸痛などがあげられます。
診断は、理学的所見(聴診など)、胸部X線、胸部CT、採血(白血球数、CRP値、KL-6、LDH)、喀痰培養(→グラム染色などを行い、細菌の同定を行います)などを行います。

細菌性肺炎が疑われる場合は細菌にあった抗生物質の投与を行うが、原因菌特定には、喀痰培養同定・感受性検査など、時間のかかる事が多く菌の種類を推定して抗生剤の選択を行うことが多いです。肺真菌症では抗真菌薬、ウイルス性肺炎では対応した抗ウイルス薬を用います。

具体的には、市中肺炎では、肺炎球菌、マイコプラズマを主なターゲットとしてマクロライド系抗生剤(クラリスロマイシン、アジスロマイシン)や新しいニューキノロン(レボフロキサシン、ガチフロキサシン)を用います。

院内肺炎ではグラム陰性桿菌、緑膿菌やセラチア菌をターゲットとして第3世代セフェム(セフォタキシム、セフトリアキソンでは力不足、セフタジジム以上)を用います。

新生児を除く乳幼児では、肺炎の3大起炎菌といえるのはインフルエンザ桿菌、肺炎球菌、モラキセラ・カタラーリスである。成人と異なりクレブシエラ属や緑膿菌は少ないため、第3世代セフェムよりも抗菌スペクトラムの狭いペニシリン系抗生物質を選択するのが一般的です。

とにかく今はお休みになって、また元気な姿をお二人で見せてくれることをお祈りしております。