産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は10日、専門医が内視鏡手術を実演する姿をインターネットを通じて中継し、遠隔地の研修医が自分の動作と見比べながら訓練できる新型の装置を発表した。
複雑な動きをまねることが容易にできるため、ゴルフのスイングや伝統芸能の習得にも応用が期待できるという。
装置は、研修医側のモニター画面上に、研修医自身の姿と遠隔地の専門医の姿の鏡像を合成して映し出す仕組み。練習する研修医と専門医による内視鏡画像も別の画面で確認することができ、専門医から直接指導を受ける時と同様の効果が期待できるという。専門医の模擬手術の様子を録画しておけば、好きなときに自習もできる。
内視鏡手術は患者への負担が少なく早期回復が望めるが、高度な手術操作が必要で習得が難しいとされている。今回のシステムでは、コンピューター断層撮影法(CT)の画像をもとに作った鼻腔モデルを使って、慢性鼻腔炎などの手術が練習できる。システム一式で現在は約550万円かかるが、200万円程度に抑えて実用化を図りたいとしている。
(内視鏡手術をネットで遠隔指導、産総研チームが新装置開発)
内視鏡とは、胃を検査するためのファイバースコープを連想する方が多いのではないでしょうか。ご存じのこととは思いますが、内視鏡は、その先に鉗子やループ状のワイヤをつけて、胃や大腸の内側にあるポリープを切除するような手術が可能です。
たしかに、内視鏡手術は傷が小さく済み、入院期間も少なくて済むというので人気ですが、その反面、術者の技量が問われます。特に、慢性副鼻腔炎の内視鏡手術は、構造が極めて複雑で、しかも薄い骨の壁を隔てて視神経・脳・動脈等の重要臓器に隣接する「副鼻腔」が対象であることから、十分な手術手技の習得が必須となっています。
このトレーニングは、そうした難しい技術を習得するのに大いに役立つかも知れません。実用化が期待されます。
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