唐辛子に含まれる成分「カプサイシン」と大豆に含まれる「イソフラボン」を同時に摂取すると育毛に大きな効果があることを、名古屋市立大医学研究科の岡嶋研二教授、原田直明講師らのグループが実証し、米科学誌に近く論文が掲載される。岡嶋教授は「1日に、小さじ2杯の唐辛子と半丁の豆腐を食べると効果が出る」としている。

髪の毛のもととなる毛母細胞は、ペプチド「IGF−1」によって分裂・増殖が盛んになる。岡嶋教授らは、カプサイシンとイソフラボンが、毛根の中のIGF−1を増加させる働きを持つことを、マウスを使った実験で突き止めた。

実際に薄毛や円形脱毛症の人31人に5カ月間、1日カプサイシン6ミリグラム、イソフラボン75ミリグラムを摂取してもらったところ、20人に育毛効果が認められた。実験とは別に12歳の重症円形脱毛症の少年が摂取すると、はっきりと効果が表れた。
(唐辛子と大豆で育毛効果 名古屋市立大教授ら実証)


円形脱毛症とは、頭に十円玉大の脱毛部分が出来る病気の事です。一般的に男性型脱毛症とは原因が異なります。

円形脱毛症の病毛部にリンパ球が多く集まってきている事から、自己免疫異常により毛根を攻撃しているのではないかと考えられているそうです。特に、アトピー性皮膚炎と円形脱毛症の合併には統計的有意差があると言われています。 俗に「ストレスで発症する」と言われていますが、研究者の間では心理的なストレスやプレッシャーは脱毛症の増悪因子であっても、それが単独の病因ではないと考えられているそうです。

一方、AGAとよばれる、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」もあります。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことを指します。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。

今回の実験では、薄毛(AGAのほうでしょうか)および円形脱毛症の両方に「イソフラボン+カプサイシン」で効果があったそうです。唐辛子と納豆ならば、手軽に手に入れられますし、試してみる価値はあるのではないでしょうか。

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