北里大学などは万有製薬の「飲む発毛剤」プロペシアを半年以上服用した人200人を対象にしたアンケート調査の結果をまとめた。それによると「抜け毛が減った」「髪のボリュームが増えた」などの効果を実感している人が約9割だったことが分かった。
 
効果を実感できずに服用をやめてしまった人は調査の対象外となるため、国内の全服用者(のべ38万人)の9割が効果を実感しているわけではないが「長期間続ければ効果が表れるという薬の特性が確かめられた」と北里大の斉藤典充講師は話している。
(飲む発毛剤、9割が「効果実感」―北里大など、半年以上服用者を調査)


プロペシアの一般名はフィナステリドであり、抗アンドロゲン薬の1つです。いわゆる「飲む発毛剤」として売られています。

そもそも、男性の「薄毛の原因」としては、DHT(ジヒドロテストステロンであり、男性ホルモンである"テストステロン"が5αリダクターゼによって変換されたもの)が、ヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。

成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない、細い短い髪の毛が多くなると全体として薄毛が目立つようになります。そこで、ジヒドロテストステロンを産生することを阻害する働きをもつ(5αリダクターゼを阻害)フィナステリドが、発毛剤として使用されています。

少なくとも進行をくい止められたという意味では、フィナステリドは、98%の人に3年間効果があり、国内の臨床試験では半年で 48%、1年で 58%、2年では 68%、3年で 78% と髪が増える人が経時的に増えていったそうです。

「最近、髪の毛が薄くなってしまって…」という方は、病院で医師に相談なさってはいかがでしょうか。

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