９月２８日に結婚を発表した人気グループＶ６の井ノ原快彦さん（３１）と女優の瀬戸朝香さん（３０）が今月６日、路上で男性（７０）が倒れているのを見つけ、救急車を要請していたことが１０日、分かった。
　
東京消防庁によると、井ノ原さんと瀬戸さんは６日午後８時半分ごろ、東京都世田谷区等々力でドライブ中、男性が路上で倒れているのを発見、１１９番通報した。２人は救急車が到着するまで現場に残っていたという。男性は軽傷だった。
(新婚イノッチ＆朝香、倒れている男性を救助)

救命処置のうち、特殊な器具や医薬品を用いずに行う心肺蘇生法を一次救命処置(Basic Life Support; BLS)と呼び、救急救命士や医師による高度な蘇生処置（心肺蘇生以外も含む）を二次救命処置(Advanced Cardiac Life Support; ACLS)と呼びます。

いわゆる救助行動やBLSは教習所などで習うかも知れませんが、一般の方がその場に実際に居合わせて、迅速に行動するのは、難しいのではないでしょうか。その点、しっかりと行動した彼らは賞賛されるべきであると思われます。

一次救命処置(BLS)では、以下のように進んでいきます。
1)状況の確認
2)出血の確認について
3)意識の確認
4)速やかに応援を呼ぶ
5)気道確保（A：Airway)
6)人工呼吸（B:Breathing）
7)胸骨圧迫(心臓マッサージ)（C:Circulation）
8)AEDによる除細動（D:Defibrillation）

まずは、状況の確認が重要です。倒れている人を発見したらまず状況の確認をします。交通事故や労災などの場合はまず周囲の安全を確認します。救助しようとして二次事故が起こる可能性もあります。忘れがちですが、まずは自分の安全の確保が重要です。

あとは、意識の確認を行います(呼びかけ)。次に外傷の有無を素早く観察し、頭部や頸部に外傷が疑われる場合にはむやみに動かさないようにしてください。呼びかけに反応がなければ直ぐに助けを呼びます。

また、できれば複数人で行動するようにしたほうがいいようです。複数の事を同時にやらねばならなくなるなど、無理が生じる恐れがあります。

もしかしたら、自分の身に起こるかも知れませんし、自分の大切な人に起こることもあるかもしれません。自分のできる範囲で、こうした行動を行えるように日頃から心がけていくことが重要かも知れませんね。

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