2007年11月11日放送の「やりすぎコージー」にて、千原兄弟の兄である千原せいじがレーシック手術を受けることが明らかとなった。番組収録の際、「どうして眼鏡をかけているのか?」と問われた際、「(手術)1週間前は(コンタクトではなく)眼鏡でいろと医者に言われたから」と千原は答えていた。

そのため、レーシック手術を受けるということが明らかになった。
ちなみに同番組内では、東野幸治と千原ジュニアもレーシック手術を受けたのだという。東野幸治は、「術後の長期合併症の不明で、心配もあった。不安だったけど、清水圭さんが芸能界ではいち早くレーシック手術を受けていたので、話を聞いてやることにした」と答えていた。

手術に関しては、「レーザーを当てられているときに、何だか焦げ臭いニオイがして怖かった」と、手術の様子を話した。病室から出てくる際に、既にボンヤリとではあるが、視力が良くなっていることを体感できて嬉しかった、と語った。

千原ジュニアは、「翌日にカーテンを開けて外を見たときに、こんなにもハッキリ見えるものなのか」と驚いたという。


最近では、陣内智則さんがレーシック手術を受けられていた、と報じられていました。「0.0なんぼだったのが1.5くらい見えるんです」と報告し、「気持ちいいですね。見えるっていうのは」と視力回復の喜びを語っていました。

レーシック(LASIK:Laser in Situ Keratomileusis)とは、角膜屈折矯正手術の一種で目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術のことです。タイガー・ウッズさんがされたことでも有名です。

マイクロケラトームとよばれるカンナのような機械で角膜の表面を薄く削りフラップ(ふた状のもの)を作り、めくります。そこにエキシマレーザーを照射し、角膜の一部を蒸散させます。その後フラップを元の位置に戻し、フラップが自然に接着するまで(約2〜3分)待ちます。

角膜中央部が薄くなるため、角膜の曲率が下がり(凹レンズを用いたのと同じ効果)、近視が矯正されます。また、検眼のデータをもとにレーザー照射を調節することで乱視も矯正可能です。

眼鏡やコンタクトレンズを使用する必要がなくなるなど、非常に便利に思われますが、手術を受けるに当たって、注意しなければならない以下のような点があります。
低いとはいえ、他の手術同様に失敗や、術後合併症(感染症など)のリスクがゼロではありません。また、角膜厚が足りなかったり、合併症(白内障・緑内障・網膜剥離・結膜炎など)があるなどで適応できない人がいます。

また、一過性にハロ・グレアが起こることがあります。これは、夜間や蛍光灯の下でまぶしく感じたり、光の周りがぼやけて見えたりする症状です。手術で修正した角膜の内側と外側で光の焦点に違いの出てしまうことが原因といわれています。他にも、一時的にドライアイになることもあります。

視力が十分に出なかったり、さらに、術中のトラブルでフラップ作成が不完全になり上皮剥離を起こしてしまったり、術後早期に目を強くこすったり、ぶつけたりすると、まれにフラップがズレてしまう可能性があります。不正乱視の原因となってしまうこともあります。

こうした手術適応やリスクをしっかりと把握した上で、手術を受けられるか検討することが望ましいと思われます。

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