以下は、最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学で扱われた内容です。
突然のプロポーズを受け、バツイチ同士の結婚に踏み切ることにしたT・S(45)さん。しかし、近くで暮す姑が毎日のように訪ねてきて、多忙で家を空けることが多い夫より、口うるさい姑といる時間の方が長く感じる程に。
そんな中、いつものように姑から注意を受けたその時、突然耳がつまった感じがしたT・Sさん。痛いわけでもないので、放っておいた彼女ですが、やがて新たな異変に襲われるようになります。
具体的な症状としては、以下のようなものがありました。
救急車で病院へ運ばれたT・Sさん。そこで、医師に告げられた診断名は、以下のようなものでした。
突然のプロポーズを受け、バツイチ同士の結婚に踏み切ることにしたT・S(45)さん。しかし、近くで暮す姑が毎日のように訪ねてきて、多忙で家を空けることが多い夫より、口うるさい姑といる時間の方が長く感じる程に。
そんな中、いつものように姑から注意を受けたその時、突然耳がつまった感じがしたT・Sさん。痛いわけでもないので、放っておいた彼女ですが、やがて新たな異変に襲われるようになります。
具体的な症状としては、以下のようなものがありました。
1)耳のつまり
姑がやって来て、ストレスを感じていると、耳に何かが詰まったような閉塞感を感じるようになりました。しかし、痛いわけでもないので、放っておきました。
2)低音の耳鳴り
耳のつまりを感じた後、しばらくして今度は、低音の耳鳴りを感じるようになりました。
3)声が響いて聞こえる
話をしているとき、不意に相手の声が、まるで頭の中に響いて聞こえてきました。ですが、しばらくすると治ったため、病院に行くことはありませんでした。
4)眼が回るめまい
食事をしている際、立ち上がろうとしたときに目が回るようなめまいを感じ、立っていられずにその場に倒れ込んでしまいました。
5)吐き気
目が回るようなめまいを感じ、その場に倒れ込むと、吐き気を感じました。
救急車で病院へ運ばれたT・Sさん。そこで、医師に告げられた診断名は、以下のようなものでした。
彼女は、「メニエール病」を患っていました。
メニエール病は、めまい、耳鳴り、難聴を主症状とする、耳の中の内耳にある病変が原因で起こる疾患です。内耳にリンパ液がたまりすぎていること(内リンパ水腫)が原因であるといわれていますが、どうして水が溜まるのかは不明です。
大きく関係していると言われるのが、ストレスであると言われています。T・Sさんの場合も、再婚によるストレスが発症の引き金になったのではないかと考えられます。30代から50代に多く発症し、中でも最近女性患者が全体の6割を占めるまでに増えています。
最近、メニエール病になる前の症状として「急性低音障害型感音難聴」とよばれる低音域が聞こえにくくなる難聴が起こっているということが明らかになっているそうです。急性低音障害型感音難聴は、耳の聞こえを司る内耳の蝸牛に異変が起き、聴覚に障害が生じます。この前段階の状態で病院に行っていれば、メニエール病を未然に防ぐことが出来たかもしれません。
ただ、人の話し声などは中音域が中心で、低音の聞こえにくさには、中々気付きにくいといわれています。このチェックを行う簡単な検査としては、親指と中指を耳の辺りでたたき合わせて、その音が聞こえるか、左右差があるかどうかなどを確認するといいと番組では紹介されていました(指の間隔は2〜3cmぐらいにして軽く叩くこと)。ほかにも、T・Sさんのように「耳のつまり」や「低音の耳鳴り」「声が響いて聞こえる」という症状があることもあります。
メニエール病が怖いのは、一度発症してしまうと、めまいの発作は抑えられても、多くの場合、耳鳴りや難聴が後遺症として残ってしまうことです。そのため、前段階である急性低音障害型感音難聴を早期に発見することがポイントと考えられます。
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メニエール病は、めまい、耳鳴り、難聴を主症状とする、耳の中の内耳にある病変が原因で起こる疾患です。内耳にリンパ液がたまりすぎていること(内リンパ水腫)が原因であるといわれていますが、どうして水が溜まるのかは不明です。
大きく関係していると言われるのが、ストレスであると言われています。T・Sさんの場合も、再婚によるストレスが発症の引き金になったのではないかと考えられます。30代から50代に多く発症し、中でも最近女性患者が全体の6割を占めるまでに増えています。
最近、メニエール病になる前の症状として「急性低音障害型感音難聴」とよばれる低音域が聞こえにくくなる難聴が起こっているということが明らかになっているそうです。急性低音障害型感音難聴は、耳の聞こえを司る内耳の蝸牛に異変が起き、聴覚に障害が生じます。この前段階の状態で病院に行っていれば、メニエール病を未然に防ぐことが出来たかもしれません。
ただ、人の話し声などは中音域が中心で、低音の聞こえにくさには、中々気付きにくいといわれています。このチェックを行う簡単な検査としては、親指と中指を耳の辺りでたたき合わせて、その音が聞こえるか、左右差があるかどうかなどを確認するといいと番組では紹介されていました(指の間隔は2〜3cmぐらいにして軽く叩くこと)。ほかにも、T・Sさんのように「耳のつまり」や「低音の耳鳴り」「声が響いて聞こえる」という症状があることもあります。
メニエール病が怖いのは、一度発症してしまうと、めまいの発作は抑えられても、多くの場合、耳鳴りや難聴が後遺症として残ってしまうことです。そのため、前段階である急性低音障害型感音難聴を早期に発見することがポイントと考えられます。
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