インフルエンザのため休養中と報じられていたダウンタウンの松本人志(44)について、所属する吉本興業が18日、「高熱と、肺に炎症を起こしている」と病状を説明した。
インフルエンザではなかったものの、大事を取り自宅で療養中で、今週いっぱいは仕事を休む。復帰は、回復具合を見ながら医師と相談して決めるとしている。
(松本人志「高熱、肺に炎症」今週いっぱい休養)
肺炎とは、肺胞や肺間質に生ずる炎症のことです。原因は種々の微生物や化学物質、物理的、免疫学的要因など、さまざまなものがあります。一般的には肺の急性感染症として理解されています(ウィルスや細菌などが原因となっています)。
罹患場所によって市中肺炎(普通の生活のなかで発症した肺炎)や院内肺炎(病院で治療中の患者、他の疾患を持つ患者に発症した肺炎)と分けたり、他にも感染した細菌やウィルスなどで分類したりします。
市中肺炎では肺炎球菌やマイコプラズマ、クラミジア(Chlamydia psittaciやChlamydia pneumoniae)などが主な病原微生物です。院内肺炎では、緑膿菌などのグラム陰性桿菌や黄色ブドウ球菌などが原因となります。ただ、院内感染のこれらの細菌は、耐性菌が多く、患者さん自体も感染しやすかったり、もともとの病気があったりと、治療薬の選択も市中肺炎とは異なり、難しくなります。
肺炎で最も頻度の多い原因は、肺炎球菌です。特に、ウイルス感染や喫煙で気道の線毛運動によるクリアランス機構(細菌を排除する機能)が障害されると、細気管支や肺胞腔内に吸入されて、肺炎が起こってしまいます。
一般的なこうした定型的な細菌が原因の肺炎症状としては、急激に出現する発熱やせき、喀痰などが生じます。ときには、胸痛を伴います。胸部の身体所見では、打診上濁音が認められます。
肺炎を疑った場合には、以下のような検査や治療を行います。
インフルエンザではなかったものの、大事を取り自宅で療養中で、今週いっぱいは仕事を休む。復帰は、回復具合を見ながら医師と相談して決めるとしている。
(松本人志「高熱、肺に炎症」今週いっぱい休養)
肺炎とは、肺胞や肺間質に生ずる炎症のことです。原因は種々の微生物や化学物質、物理的、免疫学的要因など、さまざまなものがあります。一般的には肺の急性感染症として理解されています(ウィルスや細菌などが原因となっています)。
罹患場所によって市中肺炎(普通の生活のなかで発症した肺炎)や院内肺炎(病院で治療中の患者、他の疾患を持つ患者に発症した肺炎)と分けたり、他にも感染した細菌やウィルスなどで分類したりします。
市中肺炎では肺炎球菌やマイコプラズマ、クラミジア(Chlamydia psittaciやChlamydia pneumoniae)などが主な病原微生物です。院内肺炎では、緑膿菌などのグラム陰性桿菌や黄色ブドウ球菌などが原因となります。ただ、院内感染のこれらの細菌は、耐性菌が多く、患者さん自体も感染しやすかったり、もともとの病気があったりと、治療薬の選択も市中肺炎とは異なり、難しくなります。
肺炎で最も頻度の多い原因は、肺炎球菌です。特に、ウイルス感染や喫煙で気道の線毛運動によるクリアランス機構(細菌を排除する機能)が障害されると、細気管支や肺胞腔内に吸入されて、肺炎が起こってしまいます。
一般的なこうした定型的な細菌が原因の肺炎症状としては、急激に出現する発熱やせき、喀痰などが生じます。ときには、胸痛を伴います。胸部の身体所見では、打診上濁音が認められます。
肺炎を疑った場合には、以下のような検査や治療を行います。
肺炎を疑ったら、まず胸部X線を撮影し、陰影が認められれば肺炎として、重症度の判定や病原微生物の検索へと進んでいきます。胸部X線で陰影の有無が判明しないときには、胸部CTが役立つ場合があります。また、胸水の存在や空洞形成なども診断には有用な所見です。
血液検査では、白血球数やCRP、赤沈、ムコ蛋白などの急性相反応の上昇がみられます。これは、炎症が起こっていることを示します。また、細菌性肺炎では白血球増加が特徴であり、マイコプラズマやクラミジア、ウイルスなどによる非定型肺炎では白血球は一般に増加しません。また、こうした非定型蓋炎では、ASTやALTなどの酵素の上昇がしばしばみられます。マイコプラズマ肺炎では、寒冷凝集素の上昇も特徴的です。
原因となった微生物は、痰を検体としてGram染色などを行います。他にも、血液培養や血清学的診断法として、抗体価の上昇などをみて同定していきます。
市中肺炎の治療に際して重要なことは、外来で治療をするか、入院させて治療をするかの判断であると思われます。松本さんの場合は家で療養なさっているようですが、高齢者や肺炎の経過に影響を及ぼす合併症や基礎疾患を有する患者さん、経口摂取のできない患者さんなどでは、入院治療が必要になります。
市中肺炎の治療薬に関しては、肺炎球菌を目標に薬剤を選択します。ペニシリン系抗菌薬が第1選択です。ですが、最近では、ペニシリン耐性肺炎球菌(PRSP)の増加が問題となっているため、別の抗生物質を使わざるを得ないことがあります。
正月休みでの旅行後に仕事、といったハードな日程で体調を崩されたのかも知れません。ゆっくりと静養なさって、再び元気な姿を見せていただきたいと思われます。
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