19日、シネマート新宿で「有吉映画祭」が開催され、その初日舞台あいさつに有吉弘行、マッコイ斉藤監督、デンジャラス安田和博が登場。

そこに有吉の宿敵、マッコイ斉藤監督が乱入し、「おれの許可もなしに映画祭をやりやがって! こんなヤツのファンなんているんですか?」と吠えると、場内に拍手が鳴り響く。有吉ファンがいたことにさらに不機嫌になった監督は、「こいつ言っときますけど、クラミジアに3回かかってるんですからね!」といきなり暴露。

「この映画を観れば、有吉がなぜクラミジアになったかわかります。始まって40分くらいのところをチェックしてください」と叫ぶなど、毒舌バトルは最後まで延々と続いていた。
(有吉は3回性病にかかった?宿敵にバラされ舞台あいさつでののしり合い!)

クラミジア・トラコマティス症とは


クラミジア・トラコマティス症とは、Chlamydia trachomatisによる感染症であり、眼感染症のほかに性行為による尿路性器感染症があります。非淋菌性のSTD(性感染症 sexually transmitted disease)のうち20〜50%を占め、最も頻度が高いです。

C. trachomatis の15の血清型のうち、主としてD〜K型がSTDを起こします。感染性のある基本小体(elementary body; EB)が宿主細胞の封入体に取り込まれ、その中で網状体(reticulate body; RB)となり、分裂増殖します。RBは中間体を経て再びEBに成熟変換し、封入体を破裂させ、他の細胞に感染します。

男性では尿道炎が主体で、ときに前立腺炎、精巣上体炎を発症します。女性では尿道炎および子宮頸管炎が主体で、ときに卵管炎を呈し、不妊や子宮外妊娠の原因となります。また、妊婦では、産道感染により新生児の封入体結膜炎や肺炎の原因となります。

クラミジア・トラコマティス症の診断


男性および女性の尿道炎においては、性交後数日から 2〜3週以内に尿道周囲の発赤、排尿障害、頻尿、および粘性あるいは膿性の尿道分泌物がみられます。男女とも多くの無症候性あるいは自然治癒例(キャリア)がみられます。

子宮頸管炎においては2/3が無症状で、残りの1/3の症例で粘膿性の腟分泌物(帯下)の増加をみます。また、子宮口は発赤びらんを呈します。

微生物検査で確定診断となります。尿道あるいは腟分泌物をスライドガラスに塗抹し、蛍光抗体で染色し、鏡検します。また、分泌物からEIAによって抗原を検出するか、DNAプローブあるいはPCR法で遺伝子を検出します。

クラミジア・トラコマティス症の治療


クラミジア・トラコマティス症の治療としては、以下のようなものがあります。
淋菌のような抗菌薬に対する耐性は原則的にはないので、使用できる抗菌薬も多いです。キノロン系(クラビット)、テトラサイクリン系(ミノマイシン)、マクロライド系(ジスロマック)などの抗菌薬の一部が有効です。

このような抗菌薬により治療を行います。男女とも同程度に無症候感染があり、クラミジア性咽頭感染も報告されており、注意が必要です。

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