27日夜に下痢、高熱、嘔吐などの症状を訴え仕事を休んでいたハリセンボンの近藤春菜(30)が、28日夜に都内の病院に入院していたことが29日、わかった。

病名は「急性腸炎」で「数日間の安静加療が必要」と診断されたという。体調が回復し、医師からの復帰許可が出るまでは仕事を休む予定で、その間は相方の箕輪はるか(33)らが代役を務める。28日は関西での舞台とイベントを、29日はフジテレビ「ノンストップ」の生放送を欠席。箕輪が代わりに出演し、近藤の病状を説明した。
(ハリセン春菜 急性腸炎で入院…医師の許可出るまで休業)

急性胃腸炎を公表した有名人


急性胃腸炎を公表した有名人としては、
辻希美さん
清原和博選手
高木ブーさん
エルトン・ジョンさん
田中好子さん
原田芳雄さん
上地雄輔さん
などです。

急性胃腸炎とは


一般的に胃腸炎は、病気の経過により急性胃腸炎と慢性胃腸炎とに分けられます。急性胃腸炎は、臨床的には下痢、悪心・嘔吐、腹痛などの症候を呈し、1〜2週の急性の経過をとるものを指します(病理学的には腸管の急性炎症性変化に対して使用される)。

急性胃腸炎の原因としては、急性細菌性感染(細菌性食中毒に代表される)やウイルス性感染、食品、抗生物質などがあります。食品による集団発生では、サルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌、腸管出血性大腸菌の頻度が高いです。

最も頻度の高いサルモネラは、ニワトリ、ウシ、ブタなどの食肉が原因となります。腸炎ビブリオは生の魚介類を摂取で起こり、7〜9月の夏に多い食中毒です。カンピロバクター腸炎は主に鶏肉が原因となります。非感染性腸炎では薬物、寒冷刺激、神経性、アレルギー性、暴飲暴食によるものなどがあります。

急性胃腸炎の治療


急性胃腸炎の治療としては、以下のようなものがあります。
治療としては、しばらく絶食で輸液などを行い、胃腸を休ませてあげることや、整腸剤などを使用して軽快することが多いです。強力な止痢薬は細菌の体外排除を遷延させるため原則として使いません。また、食事制限は最小限にとどめるほうが回復が早い、といった報告もあります。

なお、下痢が数日間持続する場合や出血を伴う場合には、下部消化管内視鏡の適応となります。細菌性の場合、末梢血白血球数の増加は著明ではなく、ウイルス性はリンパ球優位の白血球増多のみられることがあります(特異的ではありませんが)。

鑑別すべき疾患としては、虚血性腸炎、大腸憩室炎、大腸憩室炎などがあります。虚血性腸炎では突然の腹痛と、鮮血の混じった下痢が特徴で、好発部位はS状結腸で左下腹部に腹痛をきたすことが多いです。

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