米国皮膚科学会(AAD)は9月10日、爪を健康に保つためのアドバイスを公開しています。
9月の「Dermatology A to Z」ビデオシリーズとして、同学会ウェブサイトと動画サイトのYou Tubeチャンネルで公開しています。

Tips for healthy nails
この動画によると、
1) 爪は常に清潔で乾いた状態に保つこと。
2) 足の爪は定期的に切り、短く保つ。爪切りを使って真っ直ぐ切る。爪先を若干丸くすると衝撃に強い。
3) 爪を噛んだり小皮を取ったりするのは、爪を傷つけるばかりでなく、感染症リスクも高まるので厳禁。
4) 腫れや痛みなど、爪の異常を感じたら皮膚科受診を。
5) 糖尿病患者あるいは血液循環が悪く、爪に問題を抱えている場合も受診が重要。爪の感染症が健康全般に影響することもある。
6) やすりで爪を整え、滑らかに保つ。
7) 缶のプルタブを開けるなど、道具として爪を使わない。
8) 足の爪が厚くて切りづらい場合、500mLあたり小さじ1杯の塩を混ぜたぬるま湯に足を5-10分ほど浸す。
9) 巻き爪は掘り起こしたりせず、特に腫れたり痛む場合は皮膚科を受診する。
10) 足に合った靴を履き、毎日履き替えるなどの工夫を。プールなどではビーチサンダルを履く。

などを助言しています。

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