イギリス医学会雑誌BMJに「Laughter and MIRTH (Methodical Investigation of Risibility, Therapeutic and Harmful): narrative synthesis」という論文が掲載されており、"大笑いの危険性"について指摘されていました。



この研究では、「笑い」による有益な効果および有害な効果を検証しています。今までに発表された論文を元に研究されています。

笑いは、「怒りや不安感の低下」「心筋梗塞リスクの低下」などの有益な効果があるとする一方、「失神」、「心臓/食道の破裂」「大笑いによる腹壁ヘルニア」「腹圧性尿失禁」など様々な有害効果も見られている、と指摘されています。

笑いによる有害効果は即時的(すぐに起こる)、用量依存的(笑いの量によって有害な効果の度合いが変わる)であり、高笑いによるリスクが最も高いと示唆されています。
年末・年始には多くのお笑い番組が放映されます。爆笑するのは、ほどほどに。

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